空港に行くと飛行機を眺めている方をたくさん見かけます。中にはスマホで飛行機を撮っている方も。
その大好きな飛行機、もっとキレイに撮ってみませんか?
カメラを選ぶ
飛行機写真を撮るぞ!と思い立ったもののどんなカメラが良いんだろう・・・とお悩みの方も多いハズ。
一眼レフ?ミラーレス?APS-C?フルサイズ?
自分の撮りたい画にピッタリのカメラ選びの参考にしてみてください。
どんな写真を撮る?
まずは自分の撮りたい飛行機をイメージしてみましょう。
- 飛行機の大きさ(旅客機or戦闘機、小型機)
- 飛行機の速さ(飛行中or駐機中)
- 飛行機までの距離(空港のデッキor空港の外)
- 撮影したい時間(昼or夜)
一般的に1)大きく2)遅く3)近く4)明るいほど好条件となり、逆に小さく・速く・遠く・暗いほど厳しい撮影条件となります。
言い換えれば緩い条件ほど手頃なカメラでも撮影でき、条件が厳しくなるほど良い機材が必要になるわけです。
そして基本的に機材の性能は価格に比例します。
高級なカメラ、レンズほど厳しい撮影条件でもキレイに撮ることができるというなんともわかりやすい世界です。
とはいえいきなりハイエンドのカメラを買える方も少ないハズ。撮りたい飛行機をあらかじめ想定しておくと最初のカメラも選びやすくなるはずです。
カメラのボディを選ぶ!一眼レフ機orミラーレス機?
今回はカメラ編ということでボディを選んでいきます。
まず迷うポイントは一眼レフ機にするかミラーレス機にするか。
これまで飛行機撮影といえば断然一眼レフ!でした。
その理由は先発の一眼レフ機の方が製品としての成熟が進んでおり、画質・AF性能が高いモデルが多かったこと、そして飛行機撮影で使うことの多い超望遠レンズが豊富に用意されていたこと、さらにミラーレス特有の電子ファインダーのタイムラグが飛行機撮影に不向きとされていたことなどが挙げられます。
しかしここ数年のミラーレスブームや技術成熟が進んだ結果、ミラーレス機のこれらのデメリットも次第に解消されつつあります。
これからカメラを選ぶ方は自分のスタイルとお財布と相談して決めると良いと思います。
一眼レフ機の特徴
- 大きく重く堅牢なモノが多く選択肢が豊富。
- 光学ファインダーで見たままの画を撮れる。
- 動体の撮影に強い。
- 豊富なレンズ。
ミラーレス機の特徴
- 軽量コンパクト、新製品が次々と発売される。
- 電子ファインダーは少しクセがあることも。
- 連写性能が高いモデルが多い。
- レンズの種類は一眼レフに比べると少ない。
センサーサイズはフルサイズ?APS-C?
次に悩むのがセンサーサイズ。
デジタルカメラのセンサーには現在大きく3種類存在し、大きい順にフルサイズ→APS-C→マイクロフォーサーズとなっています。
レンズにもよりますが通常センサーサイズが大きいほど暗い場面でもキレイに撮れる「高感度耐性」が高く、夜間の撮影にも強いです。
飛行機を夜景のように流し撮りしたい!と考えている方には間違いなくフルサイズがおすすめです。
一方、夜撮るよりも太陽光の当たる日中の撮影がメインとなる方はAPS-Cでも構わないでしょう。
APS-Cはセンサーサイズが小さくなることと引き換えに、フルサイズセンサーと比較して約1.5~1.6倍大きく撮影できます。(焦点距離が伸びる)
これは被写体が遠くなりがちの飛行機写真では大きなメリットで、フルサイズよりコンパクトな機材でも画角いっぱいに写すことができます。
ポイント
- フルサイズは高画質!夜の撮影にも強い。
- APS-Cは寄れる!
まとめ
ここまでの総括としてシチュエーションごとのおすすめのモデルを紹介していきます。
駐機中の旅客機を撮りたい
日中の太陽光が当たる条件ならば、予算の許す限りのカメラと300mm程度の望遠レンズがあればたいていの空港の展望デッキからの撮影に対応できると思います。
夜の飛行機を夜景的に撮影したい場合でも、駐機中や止まっている飛行機には三脚を用いた長時間露光(シャッタースピードを十数秒に設定)を用いれば、センサーサイズの小さなカメラでも十分キレイに撮影できます。
最新のフルサイズ機は手ブレ補正で三脚いらず・・・予算は大事ですね。
飛んでいる飛行機を撮りたい
飛んでいる飛行機との距離によって一眼レフ、ミラーレス、センサーサイズは一概にこれがおすすめ!とは言えません・・・
飛んでいる飛行機を撮影する上で重要な性能は手ブレ補正と連写性能です。
飛行機撮影で望遠レンズを使って撮影する場合の最大の敵は手ブレです。
手ブレをなるべく避けるためにボディ内やレンズには手ブレ補正機能が備わっているものも多くなっています。このボディ内手ブレ補正を搭載しているかどうかもカメラ選びのポイントの一つです。
そしてもう一つの重要ポイントが連写性能。
旅客機が最も遅く飛ぶ着陸時がシャッターチャンスの一つとなりますが、そんな着陸時の旅客機ですら時速200キロを超えるスピードで移動しています。
その一瞬を撮るために飛行機撮影ではシャッターボタンを押し続けて連写し、あとでベストな一枚を選ぶという方法が一般的です。
旅客機であれば毎秒4~5コマ以上、戦闘機では毎秒8コマは欲しいところです。
自分にはどんなカメラが合っているのか参考になったでしょうか。
管理人はカメラボディは少し抑えて、ワンランク上のレンズを買う方がベターだと思っています。
ボディは新製品がどんどん出ますが、レンズはボディを変えても同一のマウントである限り流用できますしある種の資産とも言えます。
次回は飛行機撮影で持っておきたいレンズを簡単に紹介していきます。