世界の空をつなぐ「ピカチュウジェット」
コロナウイルスの流行で大きな影響を受けた航空、観光業界を支援するために生まれた「そらとぶピカチュウプロジェクト」。
その象徴として様々な航空会社で「ピカチュウジェット」の運航が行われています。
今回は世界の空を飛ぶ「ピカチュウジェット」たちを紹介したいと思います。
スカイマーク「ピカチュウジェット BC」(日本)
日本の航空会社スカイマーク株式会社のピカチュウジェットはボーイング737型機2機。
カチュウと同じ黄色の機体にそらとぶピカチュウが合計10匹描かれた1号機「ピカチュウジェット BC1(JA73AB)」と、海をイメージした機体にホエルオーや同じくピカチュウ、シェイミやコイキングなどが描かれた2号機「ピカチュウジェット BC2(JA73NG)」。
主に沖縄を発着する路線に投入されることが多いものの、スカイマークが乗り入れているすべての空港に飛来実績があるため、日本全国で見ることができる特別塗装機となっています。
チャイナエアライン「ピカチュウジェット CI」(台湾)
台湾のチャイナエアラインもピカチュウジェットの就航を予定しています。
チャイナエアラインの「ピカチュウジェット CI」はエアバスA321neoを用いて、夜明け前の空をイメージした紫色の機体にピカチュウやカビゴン、プリンなどのポケモンの寝ている姿が描かれています。
「ピカチュウジェット CI」は2022年10月2日より定期便としての運航を開始する予定で、台北松山~東京羽田線に週5便投入するほか、アジア路線に投入が計画されていると発表されています。
スクート「ピカチュウジェット TR」(シンガポール)
シンガポールのLCCスクートはピカチュウジェットとしては最も大きい、ボーイング787-9型機を使用した特別塗装機「ピカチュウジェット TR(9V-OJJ)」を運航しています。
白を基調とした機体にピカチュウやラプラス、メガニウムが描かれています。
通常塗装も白と黄色のスクートの機体に馴染むデザインですね。
スクートの「ピカチュウジェット TR」はシンガポール/チャンギ-東京/成田線やシンガポール/チャンギ-ソウル/仁川線へ投入される予定でその他の路線にも投入する可能性があるとのこと。
ポケモンと世界の空へ!
2022年9月現在、この4機のピカチュウジェットが世界の空で活躍しています。
狙わなければなかなか乗れない機材ばかりではあるものの、ピカチュウジェットならではの機内サービスやグッズのために是非乗ってみたいものです。
コロナ禍が落ち着いた暁には、このピカチュウジェットに乗って空の旅を楽しんでいきたいですね。