朝に弱い私としては珍しく、日の出前の5時半に自宅を出発。
野鳥とまもなく散ってしまう梅を撮影すべく、E-M1Xと12-100mm F4 PRO、300mm F4 PROそしてテレコン2種を持って大濠公園と舞鶴公園を目指しました。
日の出直前の大濠公園に到着。この日は北風が強く気温が上がらないものの雲一つない晴天で、朝早くから多くの方がジョギングしていました。
散策路を歩いているとアオサギを発見!近づいてみると・・・?
なんとコイを咥えています!
キミそのサイズのお魚食べられるの?と眺めていると、通行人もこの光景にびっくりしているようでした。お腹すかせてるんでしょうかね。
中之島を歩いていると今度はコサギを発見。サギの同定は難しいと聞いていますが冬の時期ならまだなんとか・・・
そうこうしていると7時前の日の出を迎えました。少し絞って太陽の光条を出してみたりして遊びます。
先日以前使っていたCanon 80D時代のRAWデータを再現像しているとキットレンズの18-55mmの光条がとても美しかったのを思い出しました。
OM SystemのPROレンズはF13ほどまで絞らないときれいに光条が出ないんですが、件のレンズはF8程度でもキリっとしたウニ光条を見せてくれます。
日も登ってきたところで舞鶴公園の梅園に移動します。
少し散り始めているものもありましたがまだまだ見ごろな舞鶴公園の梅園。早朝とあってほとんど貸し切りで撮影を楽しみました。
梅の状態は完璧!では鳥の方はどうでしょうか。
メジロのような鳴き声も聞こえるものの出会えるのは・・・
この日は残念ながらメジロと出会うことはできませんでした。
レンズは300mmF4 PROに2倍のテレコンバーターTC-20を使用して換算1200mmF8の手持ち。
普段飛行機ばかり撮っている私にとって、どこを狙っているのかわからなくなるほど狭い1200mmという画角に小鳥という小さな被写体を収めるのは本当に難しい作業ですが、そこが野鳥撮影の楽しみの一つだと感じるようになってきました。Mでしょうか。
北風が強いということは福岡空港が始発から34運用するということも忘れていません。着陸機も1200mmF8で撮っておきます。
前日の3月5日は黄砂が観測されていて視程がイマイチだったものの、この日は黄砂も無く霞みがちな福岡市にしては珍しく視程良好で綺麗な青空にヒコーキが映えます。
午後から予定があったため最後に大濠公園に戻ってユリカモメを撮って〆としました。
梅メジロは不発だったものの、きれいな朝日、青空、小鳥と充実した朝散歩になりました。